Quantcast
Channel: 普通的生活
Viewing all 418 articles
Browse latest View live

Intel NUCに外部WiFiアンテナを取り付けた

$
0
0

半年くらい前に不調になったMac miniの代わりにIntel NUCを導入して快適にWindows生活を送っています。ただ同じ部屋で使用している他のデバイスでは電波に不足がないのにIntel NUCは今一つアンテナの勢いが悪いです。実用上問題はないと思いますが改善を試みてみました。

ググってみて分かったのは同じことを考えて外部アンテナ用のコネクターを取り付けている人たちが少なからず居るということでした。ということで、事例は沢山見つかりますが日本語での事例として書いておきます。

準備するのはMHF4という小さなコネクターとSMAコネクターが付いている細い同軸ケーブルです。重要なのはMHF4コネクターで、これがNUCの基盤側に刺さります。似たような形状で少し大きいものもありますので要注意です。もう一方のコネクターは使用するアンテナに合わせて準備します。SMAコネクターでもアンテナ側がオスだったりメスだったりします。

手順は難しくはなくNUCの裏蓋を開けて、HDDとSSDを外すとWiFiモジュールとアンテナコネクターが見えます。アンテナはMAINとAUXがあります。わたしはMAINだけを外に引き出しました。コネクターをケースに取り付けると美しいですが、持ち歩くわけでもないのでカバーのスリットからケーブルを引き出すようにしました。


効果の確認はコマンドnetsh wlan show interfaceで電波の強度をみて行いました。

オリジナル

Signal : 56%

外部アンテナ

Signal : 80%

Signalは間違いなく強くなったので、とりあえずは成功したのだと思います。


Beta75X 2Sの屋外飛行は最高に楽しい

$
0
0

BetaFPV Beta75X 2Sは形状としてはTinywhoopですが、ブラシレスモーターを搭載しバッテリーも2S(2つのセルを直列接続したもの)で可動するパワフルなFPVドローンです。モーター間の長さは75mmと手のひらサイズですが室内で飛行するには明らかにオーバーパワーで屋外飛行に適しています。手のひらサイズですので小さな広場でも無理なく飛ばせます。ダクトでプロペラが囲まれているので、周辺に人がいても恐怖心を与えることはありません。とは言え素肌に回転するペラが当たると怪我はしませんが、かなり痛いです。したがってやはり人が多い時は飛ばさない方が良さそうです。

[ 機体の概要 ]

機体を購入するとバッテリー一組、キャノピーとプロペラの予備が一セット付いてきます。


FrSky受信機付きの物を購入しました。受信機はXM+でした。テレメトリーは使えませんがRSSIはCH12で拾えます。電池は1Sを2本使用するものにしました。他にXT30コネクターで一つの2Sバッテリーを使用するものもあります。


モーターは1103 11000KVです。この機体には十分なパワーを持っています。


カメラとVTXはZ02 AIOが搭載されています。通常のZ02 AIOではVTXとカメラが一体化されていますが、Beta75Xではカメラを分離してカメラ角度が20度ほど付いたマウントに乗っています。Z02はFCにコネクターで刺さっています。ケーブルが無いので内部はすっきりしています。またSmart Audioが使えるのでVTXの調整はOSDを見ながら送信機のスティック操作で行えます。VTXは小型ながら25mw出力に加えて200mw出力もありますので、林間コースなどで飛行する場合も心強いです。


ダクトがありますが、プロペラ上部はかなり露出しています。このため。室内飛行で壁や天井に張り付くとかなり凶悪な音がしますし、素肌に当たるとかなり痛いです。もうちょっとダクトの背が高いとありがたいと思います。

[ 快適な屋外飛行 ]
今までトイドローンを飛ばしていた自宅マンションの小さな庭でもBeta75XのおかげてFPV飛行デビューを果たしました。小さいので小回りが効く上に十分なパワーで狭い場所でも軽快に飛ばすことが出来ます。一般的なアクロバティックな飛行は何でもこなせますし、そこそこ風にも強いので雨さえ降らなければいつでも飛ばすことが出来るのが強みです。かなり高度を上げても平気なのでマンションの木々の上を鳥のように優雅に舞うのが気持ち良いです。

BetaFPV Beta75X にブザーを取り付ける

$
0
0

Beta75Xの飛行は99%、屋外でFPVで行っています。そのため予定外の場所に着地した場合、機体が小さいので草むらなどでは目視で発見することは困難です。Beta75Xではmotor beeperも使えるようにはなっていますが、流石にモーターが小さいので実用的な大きさの音を鳴らすことは出来ません。追加でブザーを取り付けるのがお勧めです。

幸いBeta75XのFCにはBuzzer padがありますし、フレーム後方にもブザーを取り付けるところがあり、幅が23mmほどの基板がちょうどはまります。


ブザーの設定は規定値のままで何でも鳴らす状態で使用しています。

BetaFPV Beta75Xの電源ケーブルをXT30に変更した

$
0
0

Beta75Xの電源ケーブルは二つの仕様があります。私が購入したのは1Sバッテリーを二つ使用するタイプのものでした。最初に付いていたものはケーブルも太くしっかりとしたものでしたが、いろいろと改造しているうちに手違いでショートさせてしまいコネクターを焼いてしまいました。

手持ちのPH2.0コネクターを取り付けましたが、これのクオリティが今一つで衝撃で緩んだり、挙句の果てにはピンのカシメが緩くなり電線が抜けてしまいました。質の良いPH2.0コネクターを探そうとも思いましたが信頼性を考えてXT30に交換することにしました。電流の流れを良くするためにBeta65XをXT30使用に変更した人もいるくらいなので、瞬発力も良くなるかもしれません。

[ 電池 ]
電池は三種類試しています。

BetaFPV純正 59元 7.4V 300mAh 35C/70C 18.1g 2個セット118元で売っていた
XP03002ECO 28.8元 7.4V 300mAh 35C 16.1g Babyhawk用として売っていた
TATTU 43元 7.4V 450mAh 75C 28.4g 大容量ながら、そのまま75Xの電池ホルダーに入る

XP03002ECOは格安ですがコネクターが違うのでXT30に交換する手間がかかります。そのうえ、実際に飛ばしてみると電圧低下が速くLow Battery alarm(セルあたり3.5V)が数十秒で鳴り始めます。その後、2分以上飛ばせますが今一つ気持ちが悪いので限界まで飛ばすこともなく使用するのをやめました。

TATTUは大容量なので当然重量も10gほど増加します。気持ち飛び方が重くなりますがロールもフリップも普通にこなせるので第三者的に見ていればさほど飛び方は変わっていないのかもしれません

飛行時間は純正電池(300mAh)だと2分半ほどでLow Batteryが出て3分半でLand Nowが出ます。その後もしばらくは飛ぶので場合によっては4分くらい浮いています。 TATTU(450mAh)は4分半でLow Batteryが出て5分過ぎにLand Now、頑張って5分半浮いているくらいの感じでした。TATTUは期待通り長時間飛ばせましたがLow Voltageが出てからの電池の減りがやや速く感じました。普通に飛ばすのは、やはり純正電池が良いようにも思えます。しかし容量が増えて値段が安いのは魅力ですのでどちらを買い足すぺきか非常に悩みます。

左からTATTU 450mAh. BetaFPV 300mAh, ノーブランドXP03002ECO 300mAh

BetaFPV Beta65Xにブザーを付けて屋外飛行

$
0
0

Beta75Xに続いてBetaFPV Bet65Xも飛ばし始めました。こちらも2Sバッテリーで力強い飛び方をします。わずか10mm(モーターの対角線上の距離)ですが小さいと室内でも無理なく飛ばせます。ただ、そのパワー、速度を実感するためには屋外飛行を行わねばなりません。

何と言っても小さな機体です、ブッシュに埋まると探すのが大変ですので、まずはブザーを取り付けました。

FC上のBUZZポートに手持ちのブザーを取り付けました。リード線の色が+/-間違ってますので参考にはしないで下さい。

75Xはフレームにブザーを取り付けるところがありましたが65Xにはありません。単体のブザーは小さいので、そのままキャノピーに押し込む事にしました。

これで屋外飛行の準備は完了です。

65XのPIDなどは全く弄らずに飛ばしてみました。激しい動きをすると、変な動きがあるようにも思えます。チューンした75Xに比べるとアクロバティックな飛行は難しい気もします。これは私が慣れていないからかも知れません。

普通にビュンビュンと飛ばすだけならば、かなり面白いです。

Beta75XでHD録画

$
0
0

BetaFPV Beta75X 2Sはとても力強くポテンシャルの高いブラシレスなマイクロドローンです。これにRunCam Split Mini 2を搭載してHD画質(1080P 60FPS)での録画が出来るようにしました。

マウントは3Dプリントしたもので上海のFPVドローン師匠の設計です。写真のものはバージョン1で、ただいま進化中です。

カメラもボードもむき出しです。そのためクラッシュでボード上のスイッチがもげてしまいました。この部分は改良の余地ありです。

重量は17gほど増えて450mAhのバッテリーを使用した場合の総重量は88.7gになりました。またRunCam Split Mini 2の消費電力が650mAx5Vもあるのが少し心配です。

実際に飛ばしてみると、オリジナルに比べると重さを感じます。それでもロールくらいは軽くこなせるほどにパワーの余裕はあります。飛行時間は450mAhのバッテリーではオリジナルに比べると2分ほど飛行時間が短くなり、2分半を経過したら何時でも降ろせる状態にしなければなりません。マイクロドローンとしては標準的な飛行時間とも言えます。

BetaFPV Beta75XとBeta65Xで経験したトラブル

$
0
0

Beta75XもBeta65Xも快適に飛行出来て気に入っていますが、いろいろと問題もありました。

[ Prop Washout ]
75Xで激しい動き、顕著なのはダイブからの引き起こしでYawがぶれる現象があります。完全には直りませんがBeta75X Washout Tuningを施すことでだいぶ良くなります。根本的にはプロペラを囲んでいるダクトが良くないという話しもあり、ダクトを削るという手法もあるそうです。これはまだ試していません。

65Xも似たような挙動がありますが、今のところ何もいじってはいません。

[ 75Xでモーターが止まる]
ある時から時々ひとつのモーターが動かなくなりました。何か弄ると復活しますが、しばらくすると全く動かなくなります。色々とテストして最終的に判明したのはFCとESCボードの間のコネクターの接触不良が原因でした。仕方がないのでFCとESCボードの間をワイヤーでつなぎました。同じ現象の人がFacebookにいたので

[ 65XのFCボードのピンが半田付け不良 ]
FCとESCのポードを外したら、その間にあるコネクターのうち電源側のピンの長さが不ぞろいなのに気が付きました。単純に半田付け不良でぐらぐらしていました。半田付けして事なきを得ました。

[ 65XのSBUSポートが動かない ]
完全に初期不良なので返品しようかとも思いましたがRX1にDSMX受信機を接続して動いたので、そのまま使っています。

[ 65Xのプロペラが外れる ] (追記)
65Xのプロペラが緩くてすぐに飛んでいきます。仕方がないのでLOCTITE 222という低強度の金属ネジ用緩み止めを少しだけモーターシャフトに塗りました。

今のところ、こんな感じです。

3Dプリンター XYZ da Vinci Jr 1.0A

$
0
0

ついに3Dプリンターに手を出してしまいました。昨年くらいから興味もあって3Dモデルを作成するソフトウェアなども試してはいました。最近になり価格もどんどん下がり、筐体もコンパクトにまとまった物が沢山出てきました。加えてFPVドローンにハマるに連れて小さな部品を出力したくなり導入に踏み切りました。

どの製品にするかは、かなり悩みました。中国での価格、大きさ、入手しやすさ、修理依頼が出来るあるいは保守部品の入手性、などを考慮して最終的にはFlashforge Finder、XYZ da Vinci nano、XYZ da Vinci Jr 1.0Aのどれにするかで悩みました。Flashforge Adventure3が魅力的なのですが、残念ながら中国で販売しているところが見つかりません。逆にda Vinci Jr 1.0Aは日本では販売されていないようです。

最終的には筐体の大きさに比べて大きな出力(175mmx175mmx175mm)が出来るXYZ da Vinci Jr 1.0Aに決めました。

初めての3Dプリンターなので評価は難しいですが、設置したその日から使える部品(他の人が作成したファイルを使用して)が出力できたので使いやすい3Dプリンターと言えると思います。

一番の問題点は専用カートリッジで提供されるフィラメントが少々高いということです。フィラメントの種類や残量をカートリッジに内蔵されているNFCチップて管理しているため、他社製のフィラメントは基本的には使用できないことになっています。600gのカートリッジが中国で定価199元です。そこそこの値段ですが個人的な消費量は知れていますので値段自体に問題はありません。一方Jr 1.0AではPLAの他にTough PLA, PETGが使用できますが、中国のXYZからは販売されていません。他社製のTough PLAやPETGフィラメントをそのうち試してみたいと思っています。その時にはNFCチップのハッキングが必要になりそうです。


BetaFPV Beta65X 電源回りの改造

$
0
0

やや燃費が悪い(75Xと同じ容量の電池を使っても飛行時間がだいぶ短い)ながら家の中でも外でも軽快に飛ばせるBeta65Xですが、最近不調になり飛ばし始めてすぐにバッテリー電圧低下の警告が出るようになりました。原因の目星はだいたい付いていてESCポードとFCボードの間でうまく電圧が伝わっていないと想像出来ました。

対策として半田付けでジャンパーケーブルを組み込むことにしました。

ついでなのでXT30コネクターへの変更も行いました。

一体化した2Sバッテリーを使用するためにフレームに3Dプリントしたバッテリーホルダーの取り付けを行います。

バッテリーホルダーを設計した人は、バッテリーホルダーに切り込みを入れてフレームにはめ込むように考えていますが、3Dプリントで使用した材料がPLAという固いものなので、この方法は使用せず。フレーム側を大胆に切り取りはめ込んで接着しました。

なんだかXT30コネクターが筐体の大きさに対して不釣り合いな気もします。またもとのPH2.0コネクターに戻すかも知れません。

Beta65XのカメラをCaddx Turbo EOS1に換装した

$
0
0

BetaFPV Beta65XのカメラをCaddx Turbo EOS1(1200VTL)に換装しました。

EOS1とEOS2の違いが今ひとつ分かりません。マウントのためのネジ穴があるのがEOS2だという説がありますが、わたしのはEOS1と書かれていますがネジ穴がありました。

カメラマウントは以下のサイトからもらったデータを使用して3Dプリンターで出力しました。

https://www.thingiverse.com/thing:3113231

キャノピーは元々付いていたもののカメラ穴を広げ、またカメラマウントの足部分も当たるので少し切り取りなんとか付けました。

オリジナルのカメラでも十分に飛ばせますが、より解像度が上がり、暗い部分も良く見えているので、いざという時に役に立つはずです。

True-Dを付けるとFatsharkの画面が消える問題と対策

$
0
0

Fatshark Dominator V3の受信機を感度の良さそうなFurious True-D V3に交換しました。その後、時々Fatsharkの画面が消えたりDVRが動かない現象が発生。最初はてっきりFatsharkの故障かと思いましたが、考えてみるとTrue-Dを入れてから問題が発生していました。そこで情報を探してみると海外の掲示板で同じ現象と対策が見つかりました。以下のリンクがその情報です。このスレッド自体は他のTrue-D自体の問題について多くの書き込みがあります。私のTrue-Dは、その問題については既に対策が施されていました。

https://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?2839452-Furious-True-D-V3-Diversity-Receiver-System-Kills-Fat-Shark-HD-Dominators/page5

https://www.rcgroups.com/forums/showpost.php?p=37251788&postcount=221

問題はTrue-Dが電力を食い過ぎているということで、対策は独立した5Vのレギュレーターを組み込んでTrue-Dに直接給電するというものです。

用意したのはD-SUMと書かれた5V 3Aを供給出来るDC-DCコンバーターです。入力は7V-28Vです。念のため出力波形を簡単なスコープで見てみました。ノイズもなく綺麗な波形なのでコンデンサーとか付けなくても大丈夫そうです。

Fastsharkを分解してバッテリーのコネクターから入力電圧を取ります。ファンModを行っているので電源コネクターからは二組のリード線が出ている。

筐体の上の方に隙間があるので、そこにレギュレーターをおさめます。

+5Vの出力をFastsharkの中を通して受信機ベイまで引っ張ります。GNDは入力側で接続されているので引っ張らなくても大丈夫です。

True-Dの一番下のピンを曲げて、そこに+5Vの線を接続します。コネクターを分解して得たピンで接続しています。

ピンを曲げているので、他のピンがちゃんと入るかどうか心配でしたが問題なく収まったようです。

綺麗に元に戻せば完成です。しばらく室内飛行でテストしましたが問題なく動きます。屋外飛行に持ち出しても大丈夫そうです。

3Dプリンター da Vinci Jr 1.0AがProになった

$
0
0

3Dプリンターda Vinci Jr 1.0Aにファームウェアの更新が来ました。

なんとモデル名がda Vinci Jr 1.0A Proになるとのこと。da Vinciにはもともとオープンフィラメント対応のProと名の付くモデルが存在していて、それらの仲間入りをしてオープンフィラメント対応になるということです。これで値段の高い純正フィラメントを使用しなくても良くなります。

また日本語の説明書が出来ているので、日本での販売も予定されているようです。

ということで、純正品が中国で入手出来なかったTough PLAとPETGの社外品フィラメントを購入して試してみました。

スライスしたファイルにはヘッドの温度が書かれていますが、フィラメントの装填、取り外しの際のヘッド温度は設定画面で予めセットしておきます。純正のフィラメントでは、そういう情報もNFCチップで管理されています。

一般的なフィラメントは1KGのリールで純正の600gよりリールが大きいので筐体内に入れることが出来ません。私は前面下部にある隙間からフィラメントを入れるようにしました。リールホルダーはとりあえず横に倒した椅子です。

以下、フィラメント毎の印象です。

左から純正PLA, Tough PLA, PETG

[ 純正PLAフィラメント – 600g 199元 ]
硬いです。ほとんど曲げることは不可能。XYZのスライサーはディフォルトで材料の充填率が10%ですが、タイニーなドローンのカメラマウントなら10%で問題ない感じです。

[ 非純正Tough PLA – 1Kg 93.6元 ]
充填率10%では脆くて使用に耐えない気がしました。充填率100%で比べて純正PLAよりやや柔軟性がありました。

[ 非純正PETG – 1KG 66元 ]
これも充填率を上げないと使えない気がします。柔軟性があるので使用場所によっては使いやすいと思います。

非純正品は製品によってばらつきがある可能性がありますので、この結果だけで判断は出来ないかもしれません。純正品が充填率10%でも使える部品が出来ることが、もしかすると驚きの品質なのかも知れませんね。

他にもメタリックPLAとカーボンPLAのサポートが増えました。カーボンPLAについてはいずれテストしてみたいと思いますが、これには高硬度エクストルーダーをまず用意しなければなりません。

Runcam split mini2 mount for Beta75X

$
0
0

私が使用している1080P 60FPSで録画出来るRuncam split mini2のBeta75X用のカメラマウントは上海でのFPVフライトの師匠である水田さんの設計によるものですが、その3Dプリンター出力用ファイルを水田さんのご厚意により公開することになりました。リンクは下に貼ってあります。

My Beta75X has HD camera recorder Runcam split mini2 with 3D printed mount. This mount was designed by my FPV flight guru Mr. Mizuta. He kindly allows me to attach STL file here. Please refer link below.

Runcam Beta75x_mount_v6.4-Small.stlの商用利用はご遠慮ください。

Please do not use “Runcam Beta75x_mount_v6.4-Small.stl” for commercial purpose.

Runcam Beta75x_mount_v6.4-Small.stl

Use metal studs come with Runcam split mini2.

Wiring sample for original Beta75X VTX.

FPVシュミレーターのススメ設定編 -1- Freerider Windows用モデルの作成

$
0
0

なかなか練習出来ない5インチ機をうまくなるべくシュミレーターに取り組んでいます。使用しているのはFreeriderとLiftoffでMacBookとWindowsデスクトップの両方で稼働しています。ちゃんとした練習のためには本物の送信機(プロポ)を使用することが必須です。送信機とパソコンの接続は難しくはないのですが、Windows版のFreeriderだけが接続は出来てもうまくコントロール出来ません。それを解決する方法について覚え書き的に書いておきます。

ネットを探すとOpenTX用の設定ガイドはすぐに見つかります。またDeviationの入ったDEVO用の出来合いのモデル・ファイルもあります。私がシュミレーターで主に使うT8SG PLUSではDEVO用のモデルを入れると微妙な状況になりますし、簡単ですので自分で作成するのが無難です。

行うべきことは単純です。OpenTXもDeviationも規定値ではスティックの振れ幅は-100から100になっています。これを全てのスティックについて0から100に変更するだけです。

[ Deviation – T8SG PLUS ]
新規モデルを作成しMIXERにてTHR,AIL,ELE,RUDのそれぞれの編集画面でScaleとOffsetを50にします。各チャネルのNORMAL, REVERSEについては必要に応じて設定します。NORMAL/REVERSEはシュミレーター側でも対応できるはずです。

USB接続の場合は、Model SetupのプロトコルをUSBHIDにしておきます。

と書きましたが私のT8SG Plusではファームウェアの更新を行わないとUSB接続(HID)によるシュミレーターの操作は出来ませんでした。これについては改めて手順を書きます。

[ OpenTX – QX7S ]
新規モデルを作成しMIXERにてCH1,CH2,CH3,CH4をそれぞれWeightとOffsetを50に設定します。OpenTXではUSBを接続すると自動的にHID接続になります。

[ Windows版Freerider ]
Calibrate画面の指示に従い各スティックを設定します。各舵の振れ幅を以下の画面で確認、調整を行います。スロットルは必ず調整が必要になるようです。結局のところ、TrimとScaleのスライダーが中央付近で正しい設定になるようです。

[ 互換性 ]
Liftoffの設定にはかなり柔軟性があるのでMac版、Windows版問わず、このモデル設定のまま使用できます。ところがMac版のFreeriderでは、一見うまく設定できているように見えて動きませんでした。MacとWindows両刀使いの方は別々のモデルを用意する必要があります。

[ 関連記事 ]
FPVシュミレーターのススメ (2018/07/22)
Deviationのファームアップデート(近日投稿予定)
シュミレーターへの送信機の無線接続(近日投稿予定)

FPVシュミレーターのススメ設定編 -2- Deviationのファームアップデート

$
0
0

FPVシュミレーターで主に使用するT8SG Plusで少し問題がありました。Windowsでは出荷された状態で使えるのですがMacBookにつなぐとスティックに反応はするもののマウスポインターが暴れ回って使い物になりません。これはDeviationそのものに問題があり、新しいバージョンでは解決しているらしいことが分かりました。

ファームウェアの更新は難しくはありません。問題はどのファームウェアを導入したら良いかということです。というのもDeviationの正式リリース版は5.0.0しかなく、これは何年も前のものです。新しい機能や修正されたもの、また新しい機種用のファームウェアはNightly Buildsというところから適当にダウンロードしなければなりません。Nightly Buildsというのは日々更新されるファームウェアが置いてある場所で、本当に正しく機能するかどうかは試してみないことには分かりません。

今回、手順を検証するにあたり2019-01-29版のT8SG V2 Plus用ファームウェアを導入してみましたが、構成画面でEXITキーが効かない問題がありました。仕方なく、もともと使用していた2018-07-10版に戻しました。時々Deviation Forumに動くバージョンが張り付けてあったりもしますが、なかなか正しいバージョンを見つけるのに苦労しますので、なるべくならアップデートしたくないものです。

そんなわけでリスクはありますが、簡単にアップデートの手順を書いておきます。正式な方法は各機種のDeviationマニュアルに書かれています。

今回はDeviation Uploader 0.9.0というJavaで書かれたツールを使用しました。MacOSで試しましたがWindowsでも動くはずです。DFUモードのドライバーの導入が別途必要となりますがFPVドローンをやっている方はすでに導入されているものと思います。

1. DedviationUpload-0.9.0.jarを起動する(Java Runtimeが必要となります)。
2. T8SG PlusをDFUモードで起動する。左の下(Exit)ボタンを押しながら電源ボタンを押します。この時、電源ボタンは短く押すのがコツです。
3. UploaderからDFUモードのT8SG Plusが認識されると上の方のName Start Addressと書かれた場所に何やら文字列と16進数が表示されます。
4. UploaderでDFUボタンを押します。
5. ダウンロードしたファームウェアファイルはZIPファイルです。これは展開しておきます。
6. Uploaderのファイル選択画面で解凍したファームウェアファイルに入っている拡張子.dfuファイルを選択します。
7. UploaderのSendボタンを押して終了するのを待ちます。

以上でファームウェアの更新は完了です。

[ 関連記事 ]
FPVシュミレーターのススメ (2018/07/22)
FPVシュミレーターのススメ設定編 -1- Freerider Windows用モデルの作成 (2019/01/25)
シュミレーターへの送信機の無線接続(近日投稿予定)


FPVシュミレーターのススメ設定編 -3- 送信機の無線接続

$
0
0

一般的には送信機をUSBでパソコンに接続してシュミレーターを動かします。それでも問題はありませんが、ケーブル無しで操縦できる方が取り扱いが楽なのは間違いありません。

USBドングルの形になった専用品も販売されていますが(下のアマゾンリンク参照)、手元にある使っていないFCと受信機でもシュミレーターに接続することが出来ます。手順は簡単ですが、いくつかヒントを書いておきます。

[ F4が必要 ]
F3では動きません。F4以上のプロセッサーが搭載されたFCが必要です。

[ 受信機がUSB給電で稼働すると便利 ]
使用する時はFCをパソコンに接続します。FC自体はUSB給電で動きますので受信機も同時に稼働できると便利です。FCにオンボードで受信機が載っている場合は問題ありません。べっと受信機を接続する場合3.3Vで稼働できるものですとUSB給電で動きます。5Vで動く受信機の場合はLiPoバッテリーを接続する必要があります。

左は受信機がSPI接続でオンボード搭載。右は3.3Vで動くDSMX受信機をFCに接続したもの。

[ 設定 ]
受信機をバインドし、普通に飛べるような設定をしておきます。あとはCLIで、

set usb_hid_cdc = on
save

を投入するだけです。

このために専用のFCを用意することなく実際に飛行するドローンをこの目的で使用することも当然できます。LiPo電池を接続する場合はVTXのオーバーヒートに注意してください。

[ 関連記事 ]
FPVシュミレーターのススメ (2018/07/22)
FPVシュミレーターのススメ設定編 -1- Freerider Windows用モデルの作成 (2019/01/25)
FPVシュミレーターのススメ設定編 -2- Deviationのファームアップデート (2019/01/29)

3Dプリンターでドローンのフレームを作ってみた

$
0
0

Beta75XのFC/ESC/Motorを載せるためのフレームを3Dプリンターで出力すべく設計してみました。

目的は、3Dプリンターで出力したフレームで実際に飛行が可能であることの検証とBeta75XのYaw Washout問題がダクトの無い機体では発生しないことの確認です。

目的は概ね達成しました。ちゃんと飛びましたしYaw Washoutらしき挙動もまったくありません。ただし、FC/ESCが不調になったため検証のための飛行時間がだいぶ短いです。あと、細かな振動が発生して画像が揺れています。これも解決したかったのですが、FC/ESCの不調によりかないませんでした。

せっかくデザインしたフレームなのでThingiverseにて公開しました。

FrSky受信機のファームウェア更新

$
0
0

覚え書きです。日本では技適な問題があって使えないTipsかもです。

私がFrSkyの受信機のファームウェアを書き換える目的は二つです。XMもしくはXM+をRSSIを取れるようにするためとR-XSRをFPORT仕様にするためです。

更新にはFrskyの送信機Taransi QX7Sを使用しました。

[ ファームウェアの準備 ]
FirmwareはFrSkyのダウンロードページにあります。
ファームウェアはzipファイルを展開してMicorSDカードにコピーします。

[ 受信機の接続 ]
QX7Sでは下側にあるコネクターを使用します。X9Dなどではモジュールベイのピンを使用するようです。
コネクターのピンは左から、GND, 5V, 信号ピンになっています。信号ピンはXM, XM+ではSBUSに接続、R-XSRではS.portに接続します。R-XSRにはそのまま使用できるコネクターが付属しているかもしれません。

[ ファームウェアの更新手順 ]
Taranis QX7Sの場合です。
– 左の中央ボタンを長押し
– 左の上、PAGE、ボタンを一回押すとSD CARDのファイルリストが現れます

– 右のダイアルを回して目的のファームウェアファイルを選択します

– 右のダイアルを長押し、メニューからFlash ext. deviceを選択するとファームウェアの更新が始まります

Deviationの3ポジョンスイッチの設定

$
0
0

だいぶ前に書きかけていて放置していた記事ですが、T8SG PLUSが技適マーク付きになったとのことで掘り起こしてきました。

わたしはDeviation化したWalkera Devo10と最初からDeviationで動いているJumper T8SG PLUSを使用しています。最初はDevo10用に作られたTemplateをT8SGに流用していました。スティックをいくつかReverseするだけで使用できていましたが、時折りおかしな状態になります。FCに接続できていますがスロットルだけ動かなくなります。送信機のモニターでは動作しているのですがBetaflight Configuratorの受信機タブではスロットルが動かないという不思議な現象です。

解決策は単純でT8SGでスクラッチからモデルを作ることです。慣れてくればさほど時間はかかりません。唯一ややこしいのは3点スイッチの動作です。覚書的にこの設定方法だけを書いておきます。

T8SGのSW CをCH6に割り当てる例です。

– Model menu/Mixerを開きます。

– Ch6の横にNoneと表示されているのでNoneのところを選択してEnterします。

– NoneのところをComplexに変更します。
– Mixersを1から3にします。
これでPage 1, 2, 3に対してSW C2, C1, C0を割り当てて、それぞれにFixedで値を割り当てます。

– Page 1/Switch: SW C2 (Switchを選び実際のスイッチを該当のポジションにすれば自動的に入ります)/Mux: replace/Src: None/Curve: Fixed/Scale: -100

– Page 2/Switch: SW C1/Mux: replace/Src: None/Curve: Fixed/Scale: 0
– Page 3/Switch: SW C0/Mux: replace/Src: None/Curve: Fixed/Scale: 100

動作の確認はTransmitter menu/Channel monitorで行えます。

以下、モデルファイルから該当部分を抜き出したものです。
[channel6]
template=complex
[mixer]
src=AIL
dest=Ch6
switch=SW C2
scalar=-100
usetrim=0
curvetype=fixed
[mixer]
src=AIL
dest=Ch6
switch=SW C1
scalar=0
usetrim=0
curvetype=fixed
[mixer]
src=AIL
dest=Ch6
switch=SW C0
usetrim=0
curvetype=fixed

 技適マークがあるかどうかは販売元にお問い合わせください。

85mm Whoopのススメ

$
0
0

BetaFPVのBeta85X用のフレームに既存の75mm 2SブラシレスのFCとモーターを移植して飛ばすのがとても楽しいです。適当に普通に飛びそうな2S機であれば、そのまま85mmフレームに載せて2インチプロペラに付け替えるだけで、パワフルで優雅な飛行を楽しめます。75mm機で気になっていたプロップウオッシュとそれに伴う予測不能な挙動もほとんどなくなります。

この構成はShutterBug85とも呼ばれています。私自身もMr ShutterBugのこのYouTubeビデオを見て作ることにしました。

常にメインテナンスと飛行の繰り返しなので仕様は変わっていきますが、今までに作った二機の仕様を紹介します。

[ 一号機 ]

Frame: Beta85X Frame
FC: CrazyBee F4 Pro (バターンが剥がれたり、5Vレギュレーターが壊れたりとトラブル続きなので今後は使用しない)
Motor: BetaFPV 1103 11000KV
Propeller: EMAX AVAN 2″
Camera+VTX: BetaFPV Z02 AIO
Canopy: BetaFPV Canopy
Receiver: FrSky XM+
Buzzer: 9mm

[ 二号機 ]

Frame: Beta85X Frame
FC: HBSfpv F4 (全ての端子がスルーホールなので信頼性の高い工作が可能、ほぼ情報は皆無なFCだがとても気に入ったので予備も購入)
Motor: Happymodel 1102-KV9000
Propeller: EMAX AVAN 2″
VTX: Whoop VTX
Camera: Caddx EOS2
Canopy: BetaFPV Canopy
Receiver: FrSky R-XSR (FPORT configuration)
Buzzer: 9mm

Viewing all 418 articles
Browse latest View live